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RAKUTOの新年度が2月から始まる理由

RAKUTOでは、新年度を一般的な4月ではなく、
2月からスタートしています。
この新年度の区切りには、
RAKUTOが大切にしてきた「学びの考え方」と、
子どもたちの成長リズムに基づいた理由があります。
1.「学年が変わる前」は、子どもが一番伸びる時期だから
多くの子どもたちは、学年の切り替わりが近づくと、
- 次はどんな勉強をするのだろう
- 新しい学年で、うまくやれるかな
と、無意識のうちに次のステージを意識し始めます。
RAKUTOでは、この
「少し先を見て考え始める時期」こそが、
学びの土台を整える最適なタイミングだと考えています。
2月から新年度を始めることで、
学年が変わる前に、
- 考え方の型
- 学び方の姿勢
- 自分で取り組む感覚
を身につけ、新しい学年を迎える準備ができます。
2.探究の学びは、「時間をかけて育つ力」だから
RAKUTOの学びは、知識を短期間で詰め込むものではありません。
- 自分で問いを立てる
- 考えを深める
- 話す・書く・表現する
といった力は、
少しずつ積み重ねながら育っていく力です。
2月からスタートすることで、新学年が始まる4月までの期間を使い、
落ち着いて学びの土台を整えることができます。
3.「できる・できない」ではなく、「学び方」を育てたいから
RAKUTOが大切にしているのは、テストの点数や一時的な成果よりも、
- どう考えているか
- どう整理しているか
- どう伝えようとしているか
という、学びのプロセスです。
新年度を2月から始めることで、周囲のペースや評価に追われることなく、
一人ひとりの学び方にじっくり向き合う時間を確保できます。
4.「新しい学びを始める」ための、静かなスタート
2月は、行事や環境の変化が比較的少ない時期です。
だからこそ、新しい学びを始めるには、
とても落ち着いたスタートが切れます。
RAKUTOでは、この時期を「準備の期間」ではなく、
「次の成長が始まる大切な時間」として捉えています。
5.RAKUTOが目指していること
RAKUTOは、新年度を早く始めること自体が目的ではありません。
- 子どもたちが、自分の力で学び始めること
- 学年が変わることを、不安ではなく楽しみにできること
- 学びが「自分のもの」になっていくこと
そのために、2月というスタート時期を選んでいます。
RAKUTOはこれからも、
子どもたち一人ひとりの成長のリズムを大切にしながら、
未来につながる学びの場をつくり続けてまいります。